現在、レストア中と言って、色々バラして修理しておりますが…
車種名は出しておりません。
解る方はメーターパネルで解るかと思いますが…。
何故、車種名を出さないかと言うと、結構、ソコソコ有名な車なんですよ!
えぇ
今は無きロータリーエンジンの初搭載車(国内)の
コスモスポーツなんです。
何故、車種名を出さなかったと言うと…
コノ名前出すと検索にすぐ引っ掛かりそうで…
まだ大して記事も書いてないのに申し訳ないなーと思いましてね。
あとは、この車の所有者と公表すると、色々な方々からも声を掛けられてしまうので、すこし面倒かな…と(^^;)。
このコは自分の元に来て15年ほど経つでしょうか?
友人の家の倉庫に眠っているのを見つけ、譲ってもらいました
↓↓
その時点で20数年不動でしたが、
一年ほどかけて走れるようにしました。
この車で初めて公道を走った時の感動はそりゃもう!!
臨番を付けて、車検を通す為に陸運支局へ向かうのが初走行でした。
それから自分の生活はカラフルに彩られました♪
色んなクラシックカーイベントに参加したり
オーナーズクラブの方々とツーリングしたり。
地元の車好きの方々と交流したり。
当時は独身でしたからね。
フットワークも軽かったです。
しかし、そうやって色々な方と交流を持つと面倒な方々とも知り合ってしまいます。
旧車乗りの方々は整備してもらう場所を探すが大変です。
私の本業が整備士と知ると、色々頼って来られます。
最初は自身のスキルアップの為!
頼りにされる事!
色んな車に触れる事!
などもあり、楽しんでいましたが、徐々に面倒な事になってしまいます。
私の勤めていた会社は国産某ディーラーです。
(途中大手カーショップや個人経営工場などで仕事させて頂いていた時期もありましたが、ほとんどはディーラーです)
なので、旧車を専門に扱ってはいないのです。
旧車に乗られている方は本当に修理工場探しは大変だと思います。
そのメーカーだからと言って、ディーラーに持って行っても、今更キャブ車なんて見たことも無い方々が現場で仕事しています。
ましてや、この御時世です。
いわゆる専門ショップなんてなかなか経営も厳しく、消えていくお店も増えてきています。
そんな、整備士難民の方々にとって、私のように「旧車乗りで整備士」とは有り難い存在なのでしょう。
その車が走っていた当時の整備士さんはとっくに引退されているでしょうし。
悪気は無いのでしょうけど…頼って来ます。
「コレがおかしいんだけど?どうしたらいいのかな?」
「この部品ってどうにか手に入らない?」
「これ作ってくれない?」
などと連絡が入り、休みの日に伺って修理してあげたりたりすると
そのうち…
「今度の休みウチの車見てくれない?」
と平気で言ってくる方も
いや、
「ちゃんと仕事として会社で受けて修理代は請求してよ!」
って言って頂ける方も居るのですが。
なかなか相場が無いので難しく、自分もできるからと言って慣れている訳では無いので、時間がかかり、会社を通すと驚くような金額になってしまいます。
本当、それでも最初は自分が誇らしく、嬉しかったのです…
しかし…
休みの度に出向き、気が付けば皆さんの車は好調で、
一方自分の車は、メンテする時間が無くなり…
一番ボロくなってしまい…。
ある日、「何やってんだろ?」と思ってしまいました…
多分整備士の方々は一度はこのような葛藤を経験するのでは無いでしょうか?
「毎日何台もお客様の車を洗ってるのに、マイカーは…」
「この部品自分も付けたいのに…いいなー」
などと…
私場合、さらに休みの日をそのような方々に費やしていましたので…
さらには、ウチのコにも色々不具合が出てきたので…
ちょっと考えてしまいました。
そんなこんなで、私も結婚させて頂き…
更には子供も授かり…
なかなかこのコに乗る機会も無くなってしまったので、ある意味良い機会だと思い
思い切ってナンバー切り、そのような世界から距離を置きました!
ナンバー外す時は涙出そうになりましたけどね。
そして、10年…
最近は家庭も安定して来て、仕事も順調なのでボチボチと趣味の時間も作れるようになって来ましたので…
趣味の範囲でまたイジリ始めたわけです。
やってて思うんですが。
やっぱり楽しいですね!
車イジリ!!
色んなパーツをお店にお願いして取り付けるのも良いですが、やっぱり自分で失敗しながら色々工夫して作業するのは楽しいです!
仕事で車を触ってるのも好きですが、やっぱり同じ事でも仕事と趣味は違います!
誰のためででなく、自分の為に!!
あくまで、このコをいじるのは趣味♪
つらい・苦しいと思ったらしない!!
ただ、楽しむだけにと割り切って車いじります。
そんな感じでレストア日記を書いていきますので、今後ともよろしくお願いします。