エンジン本体の方が現状で出来る限りの事を終えたので、その次へ進みます。
厳密にはまだする事はあるんですけどねー。
クルマの動力が確保できましたで、次はソレを伝えなくてはいませんね!
つまり、クラッチ関係です。
以前、バルクヘッドの錆が気になったので、塗装時にマスター類は外してあります。
さぁ~て!ここら辺を仕上げていきます!!
クラッチマスターを分解します!
ここは問題なくすんなり分解できました。
本来ならシールキットを交換したいところですが…
部品がちょっと高価で入手できなかったのと、漏れや不具合が無かったので再利用することにしました。
なので、この部品は綺麗に掃除して保管。
って、大事に保管したつもりだったんですけどねー。
コレ、無くしそうだから…
って注意していたんですけどね。。
気が付いたら、透明のプラスチックのプレートがありません。
あぁ~なんてこったい。。
ここを分解するのは二度目で、15年ほど前に一度起こす時に交換しています。
この車に関しては交換した部品は捨てずに、全部保管しています。
なので…
それを捜すため、倉庫を漁りまして…
年始に書いた倉庫の片付けに繋がる訳です。。
で、目的のモノも見つかりました。
この頃は純正部品が手に入ったんだよなー。
この時に予備でもう一個購入しとけば良かった。
当時こういったブレーキなどのシールキットはまだ全然普通に入手できてたんですよね。
だから、安心しきってて…
まぁ~クラッチのマスターのオーバーホールなんてそうそうしないだろうと思っていたし…。。
旧車乗りの鉄則ですね!
手に入れられた部品は複数買い!!
さてお目当ての部品ですが
この中にちゃんとありました!!
良かった。
ちょっと錆が付いていたり、黄ばんでますが…
まぁ良いでしょう!!
何があるか解りませんからね。
交換部品を取っておいて良かった。
マスターシリンダーの中身ですが
まぁ、変な傷などは無く、そんなに悪くは無いですが…
やっぱり年数が経ってるのと、不動で放置していましたから…
それなりに汚れちゃってます。
ちゃんと乗ってて、車検などでしっかりフルード交換していたら良かったんですけどね。
まずは内部を綺麗にします。
ドリルにペーパーを着けて
これを差し込んで
グルグル
コレって、本当はこういったちゃんとした工具が有るんですけどね。
自分は持って無いのでこんな感じで代用しました。
実際に仕事だと、ここまでの作業が必要な時はマスターごとの交換をお勧めしますので。
こんな作業はする事はほとんど無いです。
その方が安心ですし、そんなに部品代も驚くほど高くは無いですからね。
ウチのコは部品が手に入らないので、再利用できるものはしないとね!
この磨く作業ですが、中の状態によってもっと粗いペーパーつかったりもしますが、今回はこの400番のペーパーで十分そうでした。
で、先日100円ショップで磨くのに良さそうなモノ見つけたので、使ってみます。
コレ…試行錯誤の結果、もっと細いドリルに3つ付けたら良い感じになりました。
こういう身近なモノで色々工夫するのって楽しいですよね。
でも…実は意外とちゃんとしたツールも意外とそんに高く無いんですけどね。
ただ…近所の工具屋さんには合うサイズがありませんでした。
サイズが合えば持ってても良いかもですね。
ラグナ:ブレーキシリンダーホーニング 使用サイズ:19~64mm E-SH3B【メーカー直送品】 使用サイズ19〜64mm E-SH3B SST 特殊工具 自動車 価格:3,652円 |
百均のモノでもこうやって使えば結構良かったですよ。
最終的にスポンジ状のやすり(正式名称なんだろ??)を使って仕上げました
出来上がりはこんな感じです♪
解りにくいですねw
写真撮るの難しかった…。。
穴の奥の反射具合で判断してください。
正直ここまで綺麗にしなくても良いんですけど…インナーシールが今回再利用なので…
マスター側は出来るだけ丁寧に仕上げました。
外回りもワイヤーブラシでゴシゴシ磨きます。
アルミなので、結構綺麗になるので楽しいですね。
やる気になれば鏡面仕上げにもできますが…
あんまりギラギラさせるのも…と思いまして。
それなりの仕上げで。
この後、腐食防止にエンジンコートを塗る為マスキングしてます。
続いて…
マスター本体以外に、ペダルと繋げてる部品ですが…
当たる部分が瘦せちゃってるので…
まぁこのくらいならそこまで問題は無いのですが…
先日、HTS-2000というトーチで使える溶接棒購入しましたので♪
コレで補修してみました。
ロウ付け棒 アルミ専用 225g STRAIGHT/17-460 (STRAIGHT/ストレート) 価格:3,920円 |
肉盛りして…
やすりで磨いて整えて…
細かく磨いて修正して…
なかなか良い出来じゃありません??
段々上手になってきたかも♪
強度的にどれだけ耐えられるか解りませんが…
瘦せて当たりが付いちゃってると、その瘦せた所にばかり当たって、なおさら瘦せちゃいますので…
これで均等に力がかかるので良いかな?
すごく良い感じ♪
ここまでやってなんだけど…
意外とこの部品普通にあったりして…
旧車だから部品が無いと思い込んでも、意外と部品番号で問い合わせたら簡単に手に入ったりしますんで、パーツリストは手に入れるべきですね!
旧車乗りは!
さて、これでマスター部分は完成です♪
次はレリーズシリンダー側に行きますよー!