いよいよ車の三大要素「走る」「止まる」「曲がる」
の最終章
「曲がる」
ですね!
ココはですねー
ブレーキと同じくらい問題を抱えておりまして…
走っていた時からハンドルの遊びが大きく、操舵感にガタがあったんですね。
そのガタの一番の原因がコチラ
タイロッドエンドのジョイント部のガタなのですが…
コレ酷いですねw
数年放置していたら、ブーツもとんでもないことになりましたww
もう、ゴムのブーツの原型など残っていませんねw
まさに朽ちてます!!
いやぁ~ココまで朽ちるもんだと感心しました。
ブーツもこんなんだし、ジョイントもガタが大きいので…
このままでは危険なので交換が必要です。
が…
勿論、例によって部品はありません。
ネットで探すとある事はあるのですが…
やっぱり高価です。
くそー!足元見やがって!!!
とりあえず、取り外して流用できるパーツを捜さないといけませんね!
取り外しにはこのような工具を使います。
この工具で締め付けて外すと…
ガコン!と大きい音で外れるので、心臓に悪いですw
なので、自分はある程度のテンションをこの工具でかけて、継ぎ目をハンマーで叩くと、びっくりしないで外れます。
この工具の本来の使い方ってどうでしたかね??
どっちが正しいのでしょうか?
締め込んで外すのはどうも心臓に悪いのと、ナックル側にも良く無さそうなので…
自分はそのような使い方をしています。
外したタイロッドエンドですが…
多分整備をしている方は「?」と思うかもしれませんが…
通常の車両と違うのです!
通常は取り付けがこのように☝メスネジですが…
このコ、オスねじなんです。
逆なんですよね
なので…
全く同じ形のモノは無いので…
ココは接手ジョイントを造る事にします。
要は、ナックルに刺さる部分のサイズが合えば良いでしょう♪
と、軽く考えていました。
この部品って、消耗品なので車検整備なので替える事は多いです。
なので、替えて破棄するモノを数種類ほど保管していたんです。
で、実物と合わせてみますが…
あれ??
意外と合いそうなモノが無い!!
どれも刺さる部分長すぎ!!
接手の事を考えると…
↑画像の一番下のような形状が良いのかな…
あぁ~。。
長さがあるから…
リーチのあるジョイントが良さそうだと思っていましたが…
失敗!
う~ん…困った。
この作業の数年前から集めたジョイント…
全部使えなかったww
コレからもボチボチ探すしかないですね。
一応、このようなジョイントの専門メーカーがありまして…
そこのHPから問い合わせはこちら…
みたいな問い合わせフォーマットがありましたので…
「取り付けジョイントがこのようなサイズのモノは在りませんか?」
とお送りしたのですが…
返信は今のところ(1か月経過)ありません。。
ブレーキの時にミヤコ自動車工業さんはすぐに直接電話をして頂けたのですが…。。
うぅ~ん。。
こういう対応は大きいメーカーであればあるほどしっかりして欲しいのです…
仕事でもよく使わせて頂いてるメーカーなので残念です…。。
自社のHPで問い合わせフォームを設置してるわけですから…
その後の対応もちゃんとしてもらいたいです!!
少し立腹です!!
さて、このタイロッドエンドは仕事でも外す作業(タイロッドエンドブーツ交換)も多いのでボチボチ探すとして…
見つかるまでの間…
ラック本体を取り外す事にします。
この赤で囲んだ部分の部品ですね。
通常なら右側に抜き取れそうですが…
チョイと狭い車庫で、右側の壁につっかえてしまいそう…
なので、上に抜くことにします。
クーリングファンなど邪魔なモノを外し…
取り付けボルトを外し、一旦、左側にスライド。
この、ラックブーツもなかなかですよねw
今回、このラックASSYを取り外したのはこのラックブーツを替えるのも目的の一つなんです。
ラック自体はガタも無く全然不調は無いのですが、このブーツを替えるのが車載状態だとかなり厳しいんですよね。
一旦左にずらした本体の右側を持ち上げて…
上から抜き取ります。
取り外したのがコチラ
画像左側のラックブーツは破れていたので、昔一度交換しましたが…
どうにもこうにも車載状態だと取り付けられず…
苦肉の策で少し切って、バンドで締め上げてましたが…
やはりその少し切ったところから広がって破けていました。
そして…
今回取り外したもう一つの目的。
ステアリングシャフトのジョイントですが…
この様にブッシュがすり減ってガタガタでした。
ココの隙間にゴムを詰め込んだりとしましたが、上手くいかず、今回ココもしっかり対策しようと思った訳です。
さてさて!楽しくなってきましたね。
ラック本体を取り外したエンジンルームは、またエンジンが始動できるように、ベルト類を取り付けました。
まだまだ細かい所の修理は必要ですが、少しづつ復活に近づいてます♪