こんばんわ!
コスモの操舵関係の続きです!
ステアリングラック本体が完成しましたので今回はステアリングジョイントです。
外した時に書きましたが、ブッシュがボロボロです。
新品の状態がどうだったのか解りませんが…
ブッシュゴムが擦り切れてガタガタで遊び大ですw
このすり減った隙間をどうにか埋めたいですね。
ネットで色々調べてみましたが…
色々出てきました。
エンジンマウント等の隙間に流し込んで強化するものがあって…
なかなか良さそうなんでコレにしようかと思ったんですが…
量が多すぎww
正直、このステアリングジョイント以外で他に必要になるか微妙なトコロ
そして…もしかしたら固すぎるのかも…
あんまり固すぎると路面から衝撃がダイレクトに来そうで…
レースカーとかチューニングカーでは無いですからね。
ソコソコ衝撃吸収してくれないと他のとこに負担かかりそう!
古いクルマですからねー。
で、どうしようか非常に悩みました。。
そんな事考えながら仕事でエンジンバラしてましたが…
あれ?この液状ガスケットってゴムみたいになるけど…
どうだろ??
って事で、手元にあるガスケットを出してどのくらいの固さになるのか試験
白いのはボディーシーラ
黒はエンジンの水回り系と、オイル系の液状ガスケット
普通は部品と部品を張り付ける為に使うので、このように固まりで出した事はありませんが…
イメージ的に硬さが
ボディー用>オイル周り>水回り
と思っていましたが…
全く逆でした!!!
乾燥して一番固くなるのは水回り用のガスケットでした!
これは意外でした。
そんな訳で…この水回り用の液状ガスケットをこのブッシュゴムに使ってみようかと…
分解してみます
この千切れまくったゴムブッシュをいつものようにワイヤーブラシで取り除いてきれいにします。
他の部品も綺麗に取り除きました。
うん!うん!!
綺麗になったと満足に思っていましたが…
ここで気付きました!!
コレ、ゴムブッシュの部分取り除いたら…
隙間が多すぎてセンター出せないじゃん!!
こんなに隙間があるんですからね…
別に、全部取り除かないで隙間に流し込むのが良かったのでは…。。
とは言え、削り取ったモノはしょうがない!!
隙間に適度にガスケットを盛り
乾いたら、それで挟み込み…
更にその隙間に流し込む事にしました。
まずは、外側から数回に分けて流し込み。。
数回に分けた理由は、本来この液状ガスケットはこの様な使い方はせず、薄い状態でモノとモノを張り付ける為のものなので
分厚くするとどうなるか試してみたのですが…
表面は乾燥するのですが、中心部はなかなか乾燥していませんでした。
なので、乾燥しきれる程度の量で数回に分けました。
表面いっぱいになるまで来ました。
こんな状態だとなんかキタナイですね。
見てくれが悪い(組んだら見えないケド)ので、乾かないうちにマスキングテープで覆います。
そして乾燥したら剥がしてみると…
まぁ良さげですね♪
後は同じように内側の隙間にも流し込み…
良い感じで完成したのではないでしょうか♪
でも…何度も言いますが…
この様な用途のモノでは無いので…
耐久性は解りません。
何か他に使えるモノがあれば良かったのですが…
「ゴム再生」で色々検索したのですが、なかなかコレと言ったモノが見つかりませんでした。。
多分、もっと良い方法はありそうですけどね。
でも…あんだけガタガタだったブッシュがこんだけキッチリすれば…
いやぁ~いまから走る時の感触が楽しみ!!!
さて!
ジョイントブッシュもラック本体も完成したので、車両に組付けられますね♪
次回は取り付けにかかります!!
最後まで読んで頂いて有難うございます。