先日メーターパネルが完成して、ようやく軌道修正!
レストアらしい作業に戻りました!
分解した細かい部品は解りやすく整理しとくことが大事!
頭の良い記憶力のある方なら何処にどれが付いてたか覚えられるでしょうが…
残念ながら私はそんな頭脳を持ち合わせていませんので…
コレ、百均に売ってるトレーなんですが、なかなか使いやすく…
実際の職場でも使っています。
何度か書いたかと思いますが…この作業は休みの日にボチボチと趣味の範囲でしてます
なので、分解したら次の休みまで数日放置です…
そんな長い間記憶なんてできないので、このような整理は特に非常に大切です。
それでも解らなくなることはありますので、メモは大事です!!
自分は「整備解説書」という、この車の組み立て説明書みたいな物を入手してますので、ある程度は大丈夫ですが…なんせ古いから…あれ??これ間違ってる!なんて事も多々ありますw
記録が大事!
さて!
キャブレターを分解して組み立てるには、ただネジ外して、掃除して組み立てるという訳ではありません。
分解した部品の間にはしっかり密着させるためにガスケットと呼ばれるモノが挟まれてます。
紙状だったり、ゴム状だったり、金属状だったりと様々です。
今回のキャブで言うとコレ↓ですね
このようなガスケットは一度使うと再利用は不可能です。
つぶれる事で機密を保つ部品ですし、外すと破れますので分解の度に交換が必要です。
で
このコは非常に古いお車ですので…
勿論部品なんてありません…
これまた自作する必要があります。
キャブのオーバーホールでこれが一番面倒ですね。
このような素材から切り出します。
いつもは剥がしたガスケットの破片から型をとるのですが…
とある動画で金属の部品にスタンプのインクを塗って、ガスケットにスタンプして型取りしてたので、自分も試してみます。
ちょっと中央に出っ張りがあるので、そこだけ最初に切り取って…
こんな感じでスタンプしてみました。
うーん??
なんか微妙
しかも…数日置いたらほとんどインクが褪せて見えなくなった。。
すぐカットしないと駄目ですね。
結局、元のガスケット(何回も作ってますが…最初に付いていたガスケットは保存してあります)から型取りしました。
まずはポンチで穴の位置や切込みのR部分を打ち抜きます。
で、カッティングナイフで切ります。
このカットするのが非常に苦手です。
使ったナイフですが…
今回初めて使ったのですが…
意外にも百均のモノが使い易かったです。
いつもはこんな本格的なの使ってたのですが…
どうもすぐ切れ味が落ちて…
先も折れるし…
でも、今回使ったものは替刃もあって、この一つで足りました。
意外と百均のモノ使ってるなー。。w
で、一つめ完成
一体何度この部品造ったのだろう…
で、これまた百均なのですが…
大きい円を切り取るのに良さげなモノ発見しました。
これで大きな円も楽々…
とは…行かず…なかなか切れませんでした…
それでも随分楽になりました。
何より、奇麗に円がカットできました。
外枠はハサミが使いやすいです。
で、組み立てていきます
そして…いつものごとく…
作業に集中しすぎて…
画像取り忘れてしまいました…
エンジンに取り付けます。
アクセルやチョークのワイヤーは外したままです。
さて、何年ぶりのエンジン始動でしょう??うまくかかるか微妙…
こうやって色々バラしてると…エンジン本体もバラそうかなぁ~とは思っちゃいますが…
今回エンジンがうまく始動できなかったらそれを考えます。
一瞬ちょこっとかけてみると…
バランバラン!!
と超爆音!!
あ!
エキマニ以後のセンターパイプ外してるの忘れてた!!
ここを外していた理由を説明するのは難しいのですが…
長い間動かしてなかったエンジンですので、エンジン内部の動きを良くするために燃焼室へオイルを注入して馴染ませていたのです…
そのままだとオイル燃やして凄まじい煙になるので、それを抜くために外していたのです。
えっと…
ここらへんでもしかしたら解る人が居るかもしれませんが…
この車のエンジンは特殊です。
ま、そこらの話はまた今度。
話戻りますね。
一瞬鳴らしてしまった爆音…
凄まじく調子の良い乾いた音!!
コレは期待できる!!
もうやめようかと思っていた休日の夕方でしたが…
エキマニとセンターパイプもしっかり組付け、再度トライすることに!
エンジン始動は動画で撮ってみました。
どうです?
最初の一発かかるまではなかなか難しかったですが…
最初にしてはかなりの絶好調では??
キャブの中の燃料の流れ具合も良い感じですが…
よく映っていませんね。
エンジン内部に残っていたオイルも燃やしますし…
エンジンの周りにもオイルの汚れがありましたので…
そりゃもう、一瞬で凄い煙に…
火事で通報される前に止めます!!
まだ、ラジエター水も入れていませんので、長い時間のアイドリングは危険です!!
しかし…
あぁ~良かった♪エンジンかかって!!
これで公道復活まで大きく前進しました。