キャブレターもオーバーホールが済んで、無事エンジンもかかるようになりましたね。
でも、バラして最小限での組み立て、とりあえずエンジンがかかるようになっただけなんです。
まだエンジンの上にのっかてるだけで、室内のアクセルペダルやチョークレバーなどには連結していません。
それどころか、キャブ本体だって細かく連結しているリンク類はまだ取り付けてはいません。
と言うのも、ちょっとおやっ??と思う箇所がありましたので…
まず、アクセルのメインのフラップ(バタフライ?弁?って言った方が良いのかな)から連結して加速ポンプ(アクセルを開けたときに燃料不足を補うためにピュッ!と燃料を吹き出すポンプ)を動かすロッドがあるのですが…
上がロッドで下のプレートみたいなのがスロットルに連結しているのですが
正確にはアジャストレバー(パーツリストより)という名前だそうです。
よーく見ると
この穴が削れて広がってるんですよね
で、もちろんここに入るロッド側も…
解りにくいかもしれませんが、削れて瘦せちゃってます。
どうしようかなぁ~と悩みまして…
溶接してロウ付けしたいとこなのですが…当然ながらガス溶接機なんて持っていません。
会社にも以前書いたと思いますが…指定工具から外れたので置いていないんですよね。
そこで、考えたのが…
またまた出ましたガストーチ!!
コレでどうにかできないものか??
ネットで調べてみると、結構色々あって溶接できなくは無さそう。
でも、やはりこのようなガストーチだと絶対的な熱量が少なく、しかも材質によってさまざまなロウ棒やフラックスがあるみたいで…母材の材質で色々選ばなくてはいけないようで…
要するに
よく解りません!!
色々見ながら調べていたら、比較的初心者にも扱いやすく、強度もありそうなモノを見つけました。
HTS-2000と言うロウ付け棒なのですが、値段もお手頃なのでコレを試してみることにしました。
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ロウ付け棒 アルミ専用 225g STRAIGHT/17-460 (STRAIGHT/ストレート) 価格:3,528円 |
アルミ専用と書いているけど…
このリンクの材質が何なのかよく解りませんが…
アルミでは無さそう…w
と言うか、この個所の修理に限らず、動画を見る限り今後も色々と使えそうなので今回はコレでやってみようと思います♪
まずは、ガス溶接なんてするの実に10年以上ぶりなので、適当な金属で練習してみました。
この母材は真鍮かな??結構がっちり着いて良さそうです。
さて本番!!
クリップが刺さる穴が塞がらないように適当な針金差し込んどきましたが…
結果的にこの針金はトーチの熱ですぐ真っ赤に焼けて溶けてしまいました。
アルミより硬そうな感じだったんですけどね。
色々と金属の奥深さを感じます。
コレに肉盛りして
綺麗に削って修正したら
まぁ、なかなかの出来では無いでしょうか?
これが繋がるアジャストレバー…
コレの穴の瘦せている部分を次は修正してみます。
肉盛りして、いったん塞いで
そっから穴を開けて、削って修正。
こちらもなかなか良い出来では無いでしょうか??
リンクの棒を実際に差し込んで動かして一人ニヤニヤしてましたww
果たしてこれがどれ程の強度と耐久性があるのか…
いや、強度は結構あるんだよ!
ただ、アルミ用だからね。
それをアルミ以外の材に使ったから、そのうち剥離しちゃうかも…
商品説明にもあるように、実際にとても使いやすかったです。
削るのは大変だけど、アルミよりちょっと固いかな??って感じでしょうか?
初心者の第一歩には丁度良かったかもです♪
コレを色んな所に使いながら自分も勉強して、もっと高度な溶接ができたらイイですね♪