前回の記事で、無事コスモが走り出し、楽しくて楽しくてたまらないワタクシSIZUMUですが…
そんな浮かれていたものだから…
やらかしてしまいました!!!
ヤリスクロスの左を思いっきりブロックに当ててしまいました(号泣)
会社の寮が取り壊しになる為、部下の引っ越しの手伝いに行った帰りです。
寮→新しいアパート
への引っ越しの寮での積み込みを担当。
積み下ろしはまた引っ越し先で別の者がお手伝い。
冷蔵庫とか大きいモノがあるからね。
で、積み込んで…
じゃぁ~ね~。
と駐車場を出る時に…
「バキ!メキ!バキ!!」
と激しい音!
正直何が起こったのか解りませんでした!
駐車場から左に出る時に、低いブロック塀が少し飛び出していたのですが、全く気付きませんでした!!
アラウンドビューモニターで見ても、真上からの画像なので、全く塀に見えず…
まぁ~やらかしてしまう時って、こういうもんなんですね。。
やってしまったもんはしょうがありません!
悔しいし、悲しいですけど…
悔やんでも、泣いても車は直りません。。
では、その画像を…
もう、下のガーニッシュは外れて落ちています。
斜めから見るとドアのゆがみは解りやすいかと…
酷いですね(泣)
日頃、お客様の鈑金見積をしてるので…解ります。。
あぁ~コレはドア2枚とも交換だ…
30万位ですね…
車両保険使用案件ですね。。。
もう、涙が止まりません!!
でも、負けないぞー!!
折角なので、このような事故でのやり取りや、工場側の保険会社とのやり取りをお伝えしようかと思います。
ちなみに…ワタクシ…実際に自分で保険使うのは初めてです。
クルマを運転するようになって30年ほど…無事故でした。
ならば、保険の等級も結構高いのでは?
と思いますよね?
でもですね…
残念なことに…このヤリスクロス…
購入するまで1台所有だったのを増車だったので…
ヤリスクロスの任意保険は購入時に新規の為、現在7等級なのです(低い!!泣)
車両保険もちゃんと入れてますので、今回の修理は問題なく保険がおりますが…
残念なことに等級が下がるので保険料が上がってしまいます。
単純計算で、3年間で15万円ほど。
なので、もし今回の事故が15万以下なら保険を使わない方がお得です。
しかし、今回は明らかにソレを超えるので使います。
これが事故の相手が居たり、他人の物(塀など)を壊した場合は警察に届けるのが必要ですが…
今回は会社の寮の塀だし、ほとんど壊れなかったので警察には連絡しませんでした。
保険会社に連絡して状況を説明、その時に先ほどの「保険を使うとどのくらい保険料が上がるか」なども教えて頂けます。
この日は休日でしたので、明日から自分の会社に修理に入れる事を伝えます。
多分、ココまでがオーナーさんのお仕事になりますね。
で、こっからは依頼を受けた工場のお仕事。
お客様から連絡頂いたら保険内容を確認して、レンタカー屋さんへ代車の手配
このような時に代車は必要なので「代車特約」には入っときましょう!
いつでも工場の代車があるとは思いませんからね。
保険会社からも「このような車が入庫します」という感じのFAXが届きます。
ソコに保険会社の担当の方の連絡先も記載されています。
さて、車が入庫したら確認して修理の見積もりをします。
この見積もりは鈑金を扱ってる会社や、保険会社など、コグニセブン(アウダーセブン)
等の専用のソフトを使います。
それが無い工場では保険会社のアジャスターが直接見に来てソレを使って見積を作ってもらったりします。
こっからが鈑金受付の腕の見せ所!!
間違ってると後から追加部品が出たり…保険会社から「なんでこの金額?高くない??」と、訂正を言われたりします…
現在自分はこの資格の1級を勉強中ですが…
なかなか難しい!
細かい部品を見落としたり、過剰計上してしまったりします。
今回はそんなに難しい内容ではありませんでした。
見積金額は予想通り30万円ちょっと
余談ですが…1級の実技試験では大体150万位の見積もりを実車を見て作成します。
その見積と画像データを保険会社へ送ります。
そして、提携先の板金工場へ依頼と、必要部品の発注。
今回の作業内容は左側前後ドア交換。
それに付随する細かい部品の交換。
センターピラーとクォーター部分に少しドアで押された傷があったのでその修正。
このドアなのですが…
保険を使う場合、基本的に原状復帰が目的なので、修理するのでは無く新品交換します。
しかし…
自分は新品交換は嫌で、本当は中古品を使いたかったのです。
理由は、新品ドアは塗装されていません。
鈑金工場で塗装して頂くのですが、やはりどんなに腕の良い塗装屋さんでも新車製造ラインでの塗装と全く同じにはなりません。
使ってる塗料もメーカーも多種多様なので、全く同じ色でも経年によって色の褪せ方なども変わってきます。
なので、多少傷があっても中古品があればと思ったのですが…
新しい車種なので見つかりませんでした。
なので、諦めて新品にしました。
ちなみに
今回のようなドア交換となると事故車扱いになるので買取査定ではグッとさがります(号泣)
なので、できる限り鈑金で修正を!と言われるお客様も少なくはないです。
しかしながら…新車パネルのプレスラインを完全に元に戻すのは難しく…高度な鈑金技術が必要となります。
この様な
お客様の希望
保険会社の意見
鈑金工場の要望
それらを考えて作業内容を決定します。
長くなりましたので、今回はここまで…
また、作業完了したら続きを報告します。
最後まで読んで頂き有難うございます。