友人の32GTRですが…
この車も…まぁ~コスモの様に手を入れたいところが多数あります。
が
まずはエンジンがちゃんとかかるか?
ですね。
コスモと違いインジェクション車だし、不動まで元気に走ってたし、以前自分がオーバーホールしたし…
とは言っても…コスモと同じように10年近く動かしていませんからね…
前回、持ち主に時間がある時にプラグホールからCRC吹いてクランク手で回してね!
とお願いしてから数日経過…
次に休みが合う日にその先を進めます。
さて、その間友人がせっせとクランク回してます。
「今日も結構回したよ」との連絡は頂いていました。
さて、それではOILも全体に行きわたり、シリンダー内の錆も落ちていると思いますので…
現状の状態を調べます!
エンジンの始動に必要なのは
「良い圧縮」
「良い火花」
「良い混合気」
ですね。
まずは、プラグも全部外している事だし…
圧縮から測ります。
直列六気筒って…長い!!!
一番後ろなんて遠すぎ!!
結果は、全気筒11オーバー
コレを見て「え?」って思った方はGTR通ですねw
そう!通常はここまで高くないんです。
11行かないくらい??
10ちょっとなんですけど…コノエンジンは自分がオーバーホールした時に少しだけヘッドを削って圧縮比上げているんです。
ブースト上げてハイパワーでサーキット走るとなると…高回転でノッキングの心配がありましたが、このエンジンを組む時のコンセプトが「オールマイティー」でしたからね。
実際、免許取りたての奥さん(当時)もエンストする事無く街乗りしていました。
もしかすると、ブーストを1.5とかまで上げちゃうと苦しくなるかもしれませんが…
そんなハイパワーは使わないでしょうからね。
あ、いつぞやの倉庫整理で交換後の段ボールが出てきてましたねw
圧縮の確認が出来たら次は点火確認。
一度外したハーネスを仮組して、コイル&プラグチェック。
元気よく火花飛んでました!!
コスモとは大違いだなぁ~。。
さすが、ダイレクトコイル!
点火系も良いので、このまま仮組してみます。
いよいよ燃料を入れて回してみます。
バッテリーも元気なモノ(まだ新品は投入しません)に交換して…
いざ!!
キュルキュルキュル…
うぅ~ん。。
やはり、そう簡単には行きませんね。
全く初爆が無いです。
まったくかかる気配がありません。
圧縮もあって、点火も良好だとすると…
残るのは燃料。
エンジンへ繋がる燃料ホースを外してIGオン
全く燃料が出てきません。
車種によってIGオンでなく、クランキングでポンプが動くモノもあるので、クランキングしてみますが…
全く燃料が来ませんね。
まぁ…そんな気はしてましたが…
ポンプ動いてませんねー。
トランクから燃料ポンプへアクセス
さて、開けてみます。。
!!
この、黒い部品でねじ込んで押さえてあるのですが…
大抵ココはキツくて専用工具を使っても、外すのに苦労するのですが…
簡単に緩みました。
この車両はリア部に修復歴があるのですが、その時開けたんですかね??
締め付け不足でした。。
ま、開けるのが楽て良かった♪
さて御開帳!!
あ!!
ヤバい!!
奥に見えるのが燃料ポンプですが…
こっから覗いただけでヤバい感じがプンプンしますw
これは…タンクを降ろして掃除した方が良さそうですね。。
燃料ホース類も結構劣化してるので、ここらも替えて行きます。
次回から燃料タンクのレストアですね!!
最後まで読んで頂き有難うございます。